私の友達の家のウェルシュ・コーギーくん。
去年の夏に亡くなった愛犬のカイくんの1歳下の14歳で、足元がふらつくなど、コーギー特有の変性性脊椎症(DM)を心配していました。
去年の年末に、友達から「癌(ガン)かもしれない」とメッセージがきていたけど・・・。
犬も血液のガンの白血病があるの?
急性白血病は死亡率が高く、進行が早いの?
残念ながら、白血病で虹の橋に逝ってしまったコーギーくん。
結果、犬の白血病には慢性白血病と急性白血病があり、急性白血病は進行も早く、回復することはほとんどありません・・・。
ということで、今日は「犬がふらつく・元気がない?友達のコーギーを突然襲った急性白血病の症状や治療法まとめ」のお話です。
血液のガン!犬の白血病の種類は慢性白血病と急性白血病
「後ろ足が弱ってきて、お散歩に行けなくなった」と聞いて、コーギーのカイくんが付けてもダメだったナックルンをあげたけど・・・。
友達の家のコーギーくんは、カイくんの1歳下で、先日急性白血病で虹の橋に逝きました。
私はそれまで、犬にも白血病があることを知りませんでした・・・。
彼と虹の橋で、一緒に走っているワン♪
犬にも白血病があって、怖い病気なのね・・・。
犬の白血病について友達から聞いたけど、急性の場合は進行も早くて、死んでしまう事も多いのね・・・。
犬の白血病も血液のガンの一種で、血液細胞が腫瘍となって増殖する病気です。
犬の白血病には、「慢性白血病」と「急性白血病」があります。
犬の白血病で、慢性白血病と急性白血病の違いを説明します。
慢性白血病
慢性白血病は、成熟した血液細胞が増殖してしまう事が原因になります。
白血球が増えすぎてしまったものは、慢性骨髄性白血病といいます。
リンパ球が増えすぎてしまったものは、慢性リンパ性白血病といいます。
慢性白血病の特徴は、いずれも進行が緩やかということが挙げられています。
急性白血病
急性白血病は、ガン細胞となったリンパ球が急速に骨髄内で増殖する事が原因となります。
また、免疫機能が低下することにより、二次感染を引き起こす事も多いです・・・。
つまり、正常な血液細胞がどんどん減ってしまうので、進行が早く、死亡する確率が高いのが特徴です。
犬の白血病の症状や検査法・治療法
血液のガンの犬の白血病。
友達のコーギーくんは最初に血液検査で異常な数値がでて、「精密検査は、大きな動物病院でないとできない」と言われました。
オレの時もそうだったけど、CTスキャンとかはすごく大きな動物病院でないと無理だワン!
犬の医療の世界もすごいスピードで進化しているけど、まだまだ治療が難しい病気も多いわよね。
友達のコーギーくんは治療の過程で急性白血病とわかり、遠くの大学病院に毎日連れて行くといった色々と手を尽くしました。
実際に友達から聞いた、犬の白血病の症状や検査法、治療法を説明していきます。
犬の白血病の症状は慢性白血病はほとんど症状がでないが急性白血病は進行が早い
犬の慢性白血病の場合の症状は、進行も緩やかで、ほとんど症状がでないことが多いです。
症状がでたとしても、食用が低下する、嘔吐、下痢など、「他の病気かも?」と思うような症状がでます。
犬の急性白血病の症状は
これらの症状が現れて、急激に進行していきます。
犬の白血病の検査
白血病の検査は
「大きな動物病院でないと、設備が揃っていない」など言われることもあるけど、血液検査で疑う事が出来ます。
犬の白血病の治療法
犬の慢性白血病の治療法は、進行も遅く症状がほとんど出ない事もあり、無治療で経過観察をすることもあります。
または、ガン治療の抗がん剤などを使用して、化学療法をすることもあります。
犬の急性白血病の治療法は、貧血の進行が進んでいない場合は化学療法で治療します。
逆に、貧血の進行が進んでいる場合はステロイドが主体の治療になるけど・・・。
余命を数週間遅延させるくらいの効果しかありません。
犬の急性白血病の場合は余命が1ヵ月から半年
急性白血病と診断され、色々と手を尽くした、友達のコーギーくん。
進行も早く、入院もしたけど、最期は看取れてあげれたといっていました。
病気の進行が早いから、貧血状態になっちゃうのね。
友達は、毎日車で1時間の病院に連れて行って、白血病の治療をしていたのに・・・。
急性白血病の場合は、色々な治療を施しても数日から数週間の延命治療という事が多く、回復することは難しいです。
つまり、急性白血病の場合は治療を行っても1か月から半年が余命になることが多く、1年くらい延命できることはまれと言われています・・・。
愛犬のカイくんのわずか半年後に、白血病で虹の橋に逝ってしまった友達の家のコーギーくん。
しかし、最期を家族みんなで看取ってあげようと退院して、最期を一緒に過ごせたと言っていました。
まとめ 犬の白血病は予防することは難しいです
血液のガンの白血病は犬にもあり、慢性白血病と急性白血病があります。
慢性白血病は進行も緩やかで、症状がほとんどでなく、急性白血病は進行も早く、回復することはほとんどありません。
残念ながら、犬の白血病の予防もなく、いつどういうふうに発病するかもわかりません。
彼とは虹の橋であって、一緒に走っているワン!
犬の白血病も怖い病気ね・・・。
少しでもおかしいと思ったら、動物病院で診断を受けないといけないわね。
コーギーの場合はDMの症状と似たところもありわかりずらいけど、血液検査で異常な数値がでるため白血病と判断しやすいです。
犬の白血病は大変怖い病気であるので、ちょっとでもおかしいと思ったら動物病院の血液検査を受けてください。
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