パピヨンのサクラさんが10歳、ウェルシュ・コーギーのカイくんが15歳になりました。
コーギーのカイくんは歴代犬の中で最高齢で、長生きしてくれていて飼い主さんとして嬉しいです。
しかし、犬の年齢で15歳と言えば人間の年齢に例えると76歳になり、犬にとっては高齢で老犬です!
犬も老犬になってくると、後ろ足が弱って力が入らなくなったり、ふらつく、ひきずる、うまく立てなくなったりしてないですか?
中型犬のコーギーのカイくんも、後ろ右足がだいぶ悪くなって力が入らないのか立てなくて滑っていて、いつも後ろ右足を下にして座っています。
15歳で老犬ということもあるけど、コーギー特有の不治の病の変性性脊髄症(DM)かもしれません。
ナックリングという症状かもしれないけど・・・。
友達の家のコーギーちゃんも13歳だけど、「かなり後ろ足が弱っている」と言ってました。
結果、老犬で後ろ足に力が入らなくて弱ったので、ドッグフードを柔らかくする、お散歩の対応、フローリングマットを敷いたり、認知症への対応など老犬への介護が必要になります。
ということで、今日は「老犬で後ろ足が弱る?力が入らない?ふらつく愛犬の介護の為にできる事」です。
老犬になって後ろ足が弱った?後ろ足に力が入らないのかふらつく・ひきずるようになった
「できるだけ愛犬と長く一緒の時間を過ごしたい」と飼い主さんはいつも思っていますよね?
しかし、犬も人間同様に年をとって老犬になってくると、色々な身体機能が衰えてきます。
よっこらせ・・・ん~、後ろ右足に力が入らなくて立てないし、おしっこも近いワン!
あら?おやつが残っているなら、ワタシが食べちゃうわよ!
コラ!サクラさん!カイくんに怒られるわよ!
犬が老犬になってくると、後ろ足から弱ってくると言われています。
犬も人間同様に加齢とともに軟骨がすり減って、愛犬のゴールデンレトリバーのジョンくんのように関節に炎症や痛みがでたり、神経痛、ヘルニアなどの病気になります。
老犬になると後ろ足にでてくる症状
愛犬のコーギーのカイくんも同じで、老犬になるとこのような感じで後ろ足がだんだん悪くなってきます。
このような症状がちょっとでもでてきたら、動物病院の先生に相談されたほうがいいです。
今のコーギーのカイくんは、後ろ右足を触っても怒らないところをみると、感覚もないような感じです。
トイレも失敗することが多くなってきたので、トイレシーツを色々なところに用意しています。
ただし、友達のコーギーくんも同様に足元がふらつく状態だったけど、検査をしたら急性白血病でした。
認知症の症状もでてくる
また、認知症も少しづつでてきています。
愛犬のカイくんも昼間はずっと寝ていていて、夜になって徘徊する、おしっこをどこでもするなどの認知症の症状がでています。
幸いなことに、てんかん発作はあれから一度だけ朝起きた時に軽くでたくらいです。
ただし、夜中に足をバタバタ動かしているのも、てんかん発作の症状かもしれませんが・・・。
愛犬のために!老犬で後ろ足を引きずる犬のための介護方法
老犬になって後ろ足に力が入らなくて、うまく立ち上がれなくなったコーギーのカイくんが不便でかわいそう。
そして、前十字靭帯損傷という大ケガをしたパピヨンのサクラさんのこともあるので、後ろ足が弱ってきた老犬の為の介護方法をしています。
おぉ。立ち上がりやすくなったワン!さて、外に行くワン!
ワタシも家の中が走りやすいわ~!イタズラをして、怒られる前に逃げるわよ~♪
コラ!サクラ!待ちなさい!フローリングマットを蹴って、逃げないの!
「少しでも長く、愛犬と一緒の時間を過ごしていきたい!」と思うのは、どの飼い主さんでも同じですよね。
だんだんと年齢を重ねるごとに後ろ足だけではなく、耳が遠くなったり、目が悪くなってきたりと色々な身体能力も落ちてくる老犬だから、色々な介護や補助をしてあげないといけません。
風や雷など大きな音を怖がっていた愛犬のカイくんだけど、耳が遠くなって全く気にしなくなりました・・・。
ウチで取り入れてみた後ろ足が弱ってきた老犬の介護方法を紹介します。
ドッグフードを柔らかくして滑らないマットの上で食べるようにする
幸いなことに、愛犬のコーギーのカイくんの食欲はまだ旺盛です。
でも、老犬になってくると食欲が落ちてきたり、固いドッグフードが食べられなくなる、好きなモノ以外食べなくなってきます。
それでも食べづらい場合は、ウェットタイプのドッグフードに変える予定です。
栄養素が偏って体調不良にならないようにする
ドッグフードを食べる量が減ったり食欲不振になると、栄養素が偏って体調不良を引き起こします!
飼い主さんとして、愛犬のために食事も色々工夫をしないといけません。
ドッグフードが食べづらそうなので滑らないマットの上に器を置く
また、後ろ足に力が入らないので、立ってドッグフードを食べ続けるのが困難になります。
カイくんは食事の態勢が維持できずにドッグフードの器を見失っては探している状態なので、滑らないマットの上に置くなどの工夫もしています。
なるべく動いているときにお散歩に連れて行く
後ろ足が悪くなってきた老犬のカイくんのお散歩は、どうするか悩みました。
そこで、お散歩は朝の1回だけで行きたいような感じだったら、ちょっとだけ家の近所をお散歩しています。
後ろ足が弱ってきた老犬は、お散歩はやめておいたほうがいいかもしれません。
動物病院で相談した時にはこのようにアドバイスを受けたけど、今まで朝と夕方の2回のお散歩をやめて、朝にカイくんがお散歩に行けそうであれば行っています。
歩くスピードはすごく遅くはなっているけど、ちょっとでも歩ければ気分転換にもなるし、ストレスもたまらない、リハビリにもなるだろうと思います。
後ろ足が滑らないようにフローリングマット(タイルマット)を敷く
後ろ右足がかなり弱って、ふらついて歩いていたり、フローリングの床では滑ってうまく立ち上がれずにお尻を引きずっている老犬のカイくん。
コーギーのカイくんのために毛布や薄い布を敷いたけど、滑って立ち上がれずにめくれてしまいました・・・。
今までは、前十字靭帯損傷をした愛犬サクラさんのために廊下には一部フローリングマット(タイルマット)を敷いていたけど・・・。
リビングなどカイくんの移動範囲全体に敷いたら、立ち上がって、滑らずに歩けるようになりました。
犬の認知症への対応
老犬になってくると、人間同様に認知症の症状もでてくるようになります。
ねね?アナタは何をしてるの?
後ろに下がれないワン!助けてワン!
ああぁん。もう。大丈夫?
愛犬のカイくんも老犬になって、色々な認知症の症状がでてきました。
犬が認知症になると出てくる症状
愛犬のカイくんも、このような認知症の症状がでています。
このような症状がでてきているけど、他にも夜中に吠える(夜鳴き)などの症状がでる老犬もいます。
認知症を抑える薬や昼夜逆転を直すために睡眠薬の導入という方法もあるので、もしも飼い主さんが負担が増えるなら処方いたします。
今以上に進行してきたら考えるけど、てんかん発作の件もあるのでウチではまだ服用していません。
一番重要で大変だけど!老犬になるとトイレの失敗が増えるので犬のおむつをつけてあげる
老犬になってくるとでてくる現象の一つで、トイレの失敗が増えます!
目が悪くなってトイレの場所がわからなくなったり、足腰が弱ってきてトイレの態勢が維持できない、辿り着けないなどの事がおこります。
愛犬のカイくんも、今まではごくたまに粗相で家の中でおしっこをしていたけど、認知症と相まって、ところかまわずトイレをするようになりました・・・。
ホントは犬用のおむつをするべきだけど、カイくんは怒ってつけさせてくれないから毎日母が拭いたり洗濯しています。
まとめ 愛犬の介護は大変だけどできるだけ長く笑顔で一緒にいたい
愛犬も年を重ねて老犬の仲間入りをすると、身体機能が落ちてきます。
後ろ足が弱ってきたり、色々と介護が必要になって大変だけど、できるだけ長く笑顔で一緒にいたいと思うのが飼い主さんですね!
「老犬」になると、このような症状がでてきます。
愛犬のパピヨン・サクラさんは10歳で、まだまだ元気いっぱいだけど、15歳のコーギーのカイくんは色々と老犬の介護が必要となりました。
でも、愛犬のコーギーのカイくんがここまで頑張って長生きして元気でいてくれるのも、愛犬のパピヨンのサクラさんがいて競い合っているおかげだと思います。
これは多頭飼いのおかげなのかな?
夜中にトイレに起きたら、タイルマットの上におしっことうんちをしてたから洗っておいたよ
ん?歩きながらトイレをしているワン?
ちょっと!ワタシの尿漏れとあわせて、大変な事になってるわよ!
犬の飼い主さんの務めだから、介護も頑張るわ♪
老犬・シニア犬の介護は大変なことがあって、特に働いていて誰も愛犬の面倒をみてくれない飼い主さんにとっては心身ともに疲れ果ててしまう事があると思います。
私も母も色々と悩んだ時期もあったりして動物病院の先生に相談したこともあるので、一人で悩まずに動物病院の先生や専門家の先生にご相談したほうがいいです!
大切な愛犬とその時まで一緒にいれるよう、後悔しないように、笑顔で素敵な時間をできるだけ共有していきたいです。
その後、約2か月半後に寝たきりになって迷惑をかけたくないように、愛犬のカイくんは虹の橋に旅立ちました。
\ ポイントも貯まる! /
※ペットゴーは動物病院でしか流通していない愛犬の為のドッグフードや介護用品なども取り扱っていて、ポイントが貯まるし次回購入で値引きもできてお得です。
あわせて読みたい
老犬が夜泣き(夜鳴き)?獣医さんに相談してわかった理由や対策、サプリメントまとめ
犬も昔に比べると長生きできるようになってきた時代ですね。 でも、犬が長生きすることによって、人間と同様に認知症になる犬もいます。 犬が夜泣き(夜鳴き)をする? これは、認知症の症状で夜泣きをするの?対策はどうしたらいい? 前の家のラブラドールレトリバーのエルさんは、今年で12歳になる老犬です。 しかし、夏ぐらいから夜泣き(夜鳴き)をするようになりました。 結果、夜泣き(夜鳴き)は犬の認知症の症状であり、認知症用のサプリメントや睡眠導入剤などの対策をすることで対策します。 ということで、今日は「老犬が夜泣き ...
老犬がご飯を食べない時は要注意!愛犬に試してみた色々な対応や原因まとめ
いつも食欲旺盛な愛犬が、ご飯のドッグフードを食べたがらないと飼い主さんは心配になっちゃう! 愛犬のパピヨン・サクラさんは10歳でも食欲旺盛で、いつも通りだけど・・・。 老犬で後ろ足に力が入らない、変性性脊髄症(DM)かナックリングで、お尻をずって移動している愛犬のコーギー・カイくん。 愛犬のカイくんは15歳で人間の年齢に例えると76歳なので、ご飯のドッグフードを食べないことが増えてきました。 私の周りの友達の愛犬も、「老犬になってきたら、ご飯を食べない!好き嫌いが多くなった!」と心配することが多いけど、老 ...