毎年4月・5月は、愛犬たちのフィラリア予防で動物病院に通う季節でした。
コーギーのカイくんとパピヨンのサクラさんの通院で、出費が重なる時期でもあります。
でも、わが家はフィラリア予防だけは絶対にサボりませんでした。
なぜなら昔、愛犬の雑種のチャコちゃんを「犬フィラリア症」で亡くしているからです・・・。
犬のフィラリア予防は、いつからいつまで必要なの?
予防薬には注射・飲み薬・スポットがあるけど、どれを選べばいい?
フィラリア症は、かかってからでは治療がとても難しい病気です。
結果、フィラリア予防の目安は「蚊が出始めて1ヶ月後から、蚊がいなくなった1ヶ月後まで」。多くの地域では5月頭から12月いっぱいで、必ず事前検査をしてから予防を始めます。
ということで、今日は「犬のフィラリア予防はいつから?愛犬を5歳で亡くした私が伝えたい事」です。
蚊に刺されると感染する!愛犬の命を奪う犬フィラリア症とは

犬フィラリア症とは、蚊が運ぶ寄生虫(フィラリア=犬糸状虫)が、犬の心臓や肺動脈に住みついてしまう病気です。
蚊が犬を刺した時にフィラリアの幼虫が体内に入り込み、成長しながら心臓を目指して移動していきます。
そして成虫になったフィラリアが、血液の流れを悪くして、最悪の場合は死に至らしめる恐ろしい病気です。
私が小さい頃に一緒に暮らしていた雑種のチャコちゃんは、この犬フィラリア症で亡くなりました。
チャコちゃんは、まだ5歳でした。
当時は外飼いが当たり前で、ネットの情報もなく、フィラリア予防の大切さが今ほど知られていない時代だったんです。
動物病院に行くのか!グルルルル!注射か!逃げるワン!
ワタシも注射は嫌いよ!
アタシの時代は、予防のことなんて誰も知らなかったのさ。だからアンタたちは、ちゃんと予防しな!
チャコちゃん・・・。今だったら、防げた病気なのにね。
初めて犬を迎えた飼い主さんに一番知っておいてほしい病気が、この犬フィラリア症です。
犬フィラリア症の症状は咳・運動を嫌がる・お腹が膨れる
犬フィラリア症になると、こんな症状が現れます。
怖いのは、初期にはほとんど症状が出ないことです。
症状がはっきり出てきた時には、フィラリアがかなり増えてしまっているケースが多いんですね。
チャコちゃんも異変に気づいた時には、すでに手遅れの状態でした・・・。
犬フィラリア症の治療はとても難しい
「病気なら、治療すれば治るんじゃないの?」と思いますよね。
治療は心臓や肺動脈にいるフィラリア成虫を手術で取り除いたり、お薬で駆除したりします。
でも、犬の体力が持たなかったり、死んだフィラリアが血管に詰まってしまったりと、治療自体に大きなリスクがともないます。
つまりフィラリア症は、「かかってから治す」ではなく「かからないように予防する」が唯一の正解の病気です。
フィラリアは人にも感染するの?
実はフィラリアは、まれに人間にも感染することがあります。
ただし人の体内ではほとんどの場合、免疫がフィラリアを退治してくれるので、過度な心配はいりません。
「犬だけの病気ではない」という知識として、頭の片隅に置いておいてくださいね。
フィラリア予防の時期はいつからいつまで?

大切な愛犬をフィラリア症から守るには、予防薬を正しい期間、続けることが何より大事です。
フィラリア予防って、蚊が飛んでいる時期だけでいいのよね?
それが「蚊がいなくなったら終わり」じゃないのが、落とし穴なのよ!
ここを勘違いすると予防が不完全になってしまうので、しっかり説明しますね。
予防期間は「蚊が出て1ヶ月後」から「蚊がいなくなって1ヶ月後」まで
フィラリア予防の期間は、蚊が飛び始めてから1ヶ月後〜蚊がいなくなった1ヶ月後までが基本です。
「なんで蚊がいなくなった後まで?」と思いますよね?
実は毎月のフィラリア予防薬は、蚊を寄せつけない薬ではありません。
だから、蚊がいなくなった1ヶ月後の「最後の1回」が一番大事で、ここをサボると秋の感染が生き残ってしまいます!
シーズン最後の投与だけは、絶対に忘れないでください。
多くの地域では5月頭から12月いっぱいが目安です
具体的な時期は、多くの動物病院で5月頭から12月いっぱいまでと案内されています。
わが家のかかりつけの先生も、このスケジュールでした。
ただし、蚊の発生時期は地域によって異なります。
温暖な地域ではもっと早くから始まるので、必ずお近くの動物病院で確認してくださいね。
温暖化で「通年予防」をすすめる動物病院も増えています
これは最近の変化だけど、地球温暖化の影響で蚊の活動期間が延びていると言われています。
暖かい室内で冬を越す蚊もいるため、1年中予防を続ける「通年予防」をすすめる動物病院も増えてきました。
お住まいの地域の蚊事情によって最適解が変わるので、かかりつけの先生と相談して決めるのが一番ですよ♪
犬のフィラリア予防の3つの方法とメリット・デメリット

フィラリア症の予防方法は、大きく分けて「注射・飲み薬・スポット」の3タイプがあります。
ワシの頃はフィラリア予防といえば、毎月の錠剤じゃったがの~
今は注射で1年効くタイプまであるんだよ。いい時代になったな~
どのタイプを選ぶ場合でも、その前に絶対に欠かせないステップがあります。
予防の前に必ず「事前検査」が必要です
フィラリア予防を始める前には、必ず血液検査(事前検査)を受けます。
これは「すでにフィラリアに感染していないか?」を確認するための検査です。
「去年ちゃんと予防したから大丈夫」と思っても、飲み忘れや吐き出しで感染している可能性はゼロではありません。
毎年シーズン前の検査とセットで始めるのが、フィラリア予防のお約束です。
年1回で打ち忘れゼロ注射タイプ(プロハート12など)
「注射タイプ」の代表格が、わが家のカイくんとサクラさんも使っていたプロハート12です。
1回の注射で、フィラリア予防効果が1年間続きます。
注射タイプのメリット・デメリットは
良い
- 1度打てば1年間有効で、毎月の飲ませ忘れ・つけ忘れの心配がない
- 予防のヌケ・モレがなくなるので、確実性が高い
デメリット
- 体重によって料金が変わり、まとめて払うので1回の出費が大きめ
- まれに副作用(アレルギー反応など)の報告がある
副作用については、どの薬にもリスクはあります。
心配な場合は、使用する薬の特徴や注射後の注意点を動物病院の先生にしっかり聞いてから決めてくださいね。
カイくんとサクラさんは毎年このプロハート12だったけど、2匹とも副作用は一度もありませんでした。
おやつ感覚のジャーキータイプも飲み薬タイプ
「飲み薬タイプ」は、毎月1回飲ませ続けるタイプです。
昔ながらの錠剤に加えて、今はおやつ感覚で食べられるジャーキー・チュアブルタイプもあります。
飲み薬タイプのメリット・デメリットは
良い
- ごはんやおやつに混ぜられるので注射嫌いの子でも予防しやすい
デメリット
- 毎月1回を忘れるとその月の予防に穴があく
- 飲んだと思ったらこっそり吐き出していた・食べ残していた
ゴールデンレトリバーのジョンくんは毎月の錠剤タイプで、大好物のフランスパンに隠して飲ませていました(笑)
ワシは知らんぷりして、パンごと丸呑みしておったわい!
アナタ、本当は気づいてたでしょ!?
もし飲ませ忘れや吐き出しに気づいたら、自己判断せずに処方してもらった動物病院に相談してくださいね。
首に垂らすだけのお手軽タイプスポットタイプ
「スポットタイプ」は、ノミ・マダニの予防薬と同じように首の後ろに垂らすタイプです。
スポットタイプのメリット・デメリットは
良い
- 簡単でお手軽
- 注射は怖い、飲み薬は食べてくれない・・・というワンちゃんの強い味方
デメリット
- 飲み薬と比べるとお値段が高め
- 毎月忘れずに続ける必要がある
今までのわが家の子たちは経験した事がないのでなんともいえないけど、スポットタイプのフィラリア予防薬もお財布と相談していいかもしれませんね♪
【2026年情報】ノミ・マダニとまとめて予防できるオールインワンも人気です
最近の主流になりつつあるのが、オールインワンタイプの飲み薬です。
毎月の予防が1種類にまとまるので、飲ませ忘れの管理もラクになりますね。
実はサクラさんも18歳の年に、ノミ・マダニ薬をスポットから飲み薬(ネクスガード)に切り替えて助けられました。
オールインワンタイプも動物病院で処方してもらうお薬なので、興味がある飼い主さんは先生に相談してみてください♪
フィラリア予防3タイプの比較表
3つの予防方法を表で整理すると、こんな感じです。
| タイプ | 頻度 | メリット | 気をつけたい点 |
|---|---|---|---|
| 注射(プロハート12など) | 年1回 | 打ち忘れがなく確実 | まれに副作用の報告。獣医さんとよく相談 |
| 飲み薬(錠剤・チュアブル) | 月1回 | 食べさせやすい。オールインワンも選べる | 飲み忘れ・吐き出しに注意 |
| スポット(滴下) | 月1回 | 注射も飲み薬も苦手な子に | 飲み薬より高め |
どのタイプにも一長一短があるので、愛犬の性格・体質とお財布に合わせて先生と決めるのがベストです。
心配な場合は、かかりつけの獣医さんに相談してくださいね。
2026年追記チャコちゃんが教えてくれた「予防できる病気で亡くさない」こと

ここからは、リライトにあたって追記している部分です。
この記事を最初に書いたのは2016年カイくんとサクラさんの注射シーズンの頃で、あれから、わが家の犬たちの歴史も進みました。
カイくんは15歳のときにてんかん発作を経験して、先生と相談のうえ注射から飲み薬タイプに切り替えました。
高齢や持病で注射の負担が心配な子には、こういう柔軟な選択ができるのもフィラリア予防のいいところです。
そのカイくんは15歳、サクラさんは18歳まで生きて、2匹とも生涯フィラリア症とは無縁でした。
そして今は、パピヨンのココロくんが毎年春の検査と予防を続けています。
ボクも毎年、ちゃんと検査してから予防してるよ!注射はちょっと怖いけど・・・。
えらいじゃない!アタシの分まで、長生きするんだよ!
チャコちゃんが亡くなった時代と違って、今は予防の方法も情報もそろっています。
だからこそ、予防をしなかったことで愛犬を失う悲しみは、もう誰にも経験してほしくありません。
チャコちゃんの5年の命が、この記事を読んだ飼い主さんの「今年もちゃんと予防しよう」につながったら嬉しいです。
まとめ 犬のフィラリア症は治療が難しい病気だからこそ、予防で確実に防ぎましょう

犬フィラリア症は、蚊が運ぶ寄生虫が心臓に住みつく、治療の難しい病気です。
でも裏を返せば、予防を続けるだけで愛犬を守れる病気でもあります。
「犬のフィラリア予防」のポイントは、こんな感じです。
わが家の歴代の子たちは飲み薬タイプ⇒注射タイプと変移して、今までフィラリア症も発生していなく、副作用も大丈夫でした。
仕方がないワン・・・。フィラリアが怖いから、注射を受けるワン!
ワタシも・・・。その代わりに、ご褒美のオヤツを頂戴♪
ボクもオヤツで手を打つよ♪
アナタたちには長生きして欲しいから、しっかりフィラリア予防をしなさいな~。
アナタたちが素直だと、逆に調子が狂うわね(笑)
毎年この時期はワクチン接種やノミ・マダニの予防薬も重なって、出費が痛い季節です。
それでもフィラリア予防は愛犬の命に直結する「絶対に外せない予防」で、必ず事前検査とセットで、動物病院の先生と相談しながら始めてくださいね。
あなたの愛犬が、チャコちゃんの分まで長生きできますように♪
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