最近は、ウェルシュ・コーギーのカイくんがゆっくり歩いています。
暖かい日は、立ちっぱなしだけど・・・。
でも、ちょっとした段差やフローリングの床で躓いているので、老犬で後ろ足がだいぶ上がらなくなってきたのかなぁと感じます。
ご飯の時間や散歩の時間には「ワンワン」と騒いで走り回っているし、食欲も旺盛だから心配はしていないけど・・・・。
成犬になって、トイレの失敗をすることはありませんか?
老犬でオムツが必要?
そんなカイくんですが、この前の雨の日に久々にトイレの失敗をしてくれました!
ということで、今日は「犬が急にトイレを失敗するようになった?老犬?原因別の対処法やしつけまとめ」です。
怒るのはダメ?愛犬がトイレを失敗して叱りつける

愛犬のコーギーのカイくんとパピヨンのサクラさんは、室内で自由に放し飼いです。
2匹ともに、トイレはお外の庭でします。
サクラさんがやってくるまでは、カイくんはちゃんと犬用トイレシーツの上でおしっこやうんちをしていました。



だけど、サクラさんがウチに来てからは、犬用トイレシーツを床やペットマットの上にセットしても、全てビリビリにしてしまうので使えなくなりました・・・。
犬用トイレシーツは、誤飲するとお腹の中で膨張するので、大変危険です!
つまり、ウチでは犬用トイレシーツが使えなくなり、2匹ともお外の庭がトイレです。
愛犬が急に室内でトイレを失敗した
一応、毎日寝る前にフローリングに敷いてあるカーペットは上げてから寝ます。
なぜなら、以前カイくんが夜中にカーペットの上におしっこやウンチをしたからです。
朝起きると、母が「今日もサクラがお漏らしして、パジャマがびしょびしょになったわ!」なんて話はよく聞くのですが・・・。
その日は夜20時ごろまだみんながリビングにいて、外は雨が強い日でしたがカイくんは外に行ってみんなの隙を狙っていました。
母の怒号がしたと思ったら、カイくんがリビングのカーペットにおしっこをしてしまいました!
久しぶりにヤラかしてくれたわね・・・カイくん・・・・。
愛犬がトイレを失敗しても叱るのはNGの理由
もしもアナタの愛犬がトイレを失敗した時には、私の母のように叱る、怒る行動はNGとされています。
ただし、これはそれぞれのワンちゃんによって違うので、一概には私はNGとは思わなく、ウチの歴代の子たちはこのようにしつけをしてきました。
よくトイレの失敗をした時に怒ってはいけない理由として、愛犬が叱られる、怒られることによって
愛犬がトイレを失敗しても叱るのはNGの理由
- トイレをする行動が、いけない行為と思ってしまう
- 「かまってもらえている」と勘違いする
このように感じてしまうといわれています。
①の場合は、トイレをしようとした=怒られたと思った犬は「ここでトイレをするから怒られるんだ!」と考えるまではいいかもしれません。
しかし、「ここでトイレをするから怒られる=隠れた場所でトイレをする」と考えてしまうこともあり、逆効果になってしまいます。
②の場合は、「怒られる=かまってもらえている」と犬が考えて飼い主さんの興味を惹きたくてわざとトイレを失敗することもあります。
仔犬から老犬まで!犬がトイレと失敗する原因と対処法

犬を室内で飼い始めた時から、まず飼い主さんが色々と苦労するトイレのしつけですね。
犬のトイレの失敗の原因は、色々とあります。



ウチの歴代の愛犬たちは、ゴールデンレトリバーのジョンくんのから室内犬に変わり、室内でのトイレのしつけをしてきました。
では、犬のトイレの失敗のシチュエーションや対処法、しつけについて動物病院の先生に教わった事を紹介します。
病気やケガをしている
愛犬が病気やケガを患っていて、トイレを失敗する原因となっている事があります。
膀胱炎や糖尿病などでおしっこの回数が増えたり、量が増える病気を患わっている場合は、トイレまでもたなくてトイレを失敗してしまう事があります。
また、足を脱臼や骨折、関節炎などでケガをしている場合は、トイレまで行くのに足が痛いためにトイレを失敗してしまうこともあります。
ポイント
対処法やしつけとしては、まずは病気やケガを治すことが最優先なので、動物病院でしっかりと治療してあげましょう。
そして、トイレを失敗をした時にはおしっこやうんちの色や匂いが普段と変わりないか注意して観察してあげてくだい。
トイレの場所を覚えていない


トイレの場所を覚えていないのでトイレを失敗するパターンは、まだ仔犬の頃が多いです。
まだトイレのしつけの段階で、「トイレ=おしっこやうんちをする場所」ということが犬が理解できていないためです。
そもそもトイレの場所が覚えれていないことが問題なのでトイレを指定の場所でしたら、しっかりと褒めることやちゃんとトイレができたら、ご褒美をあげるような対応をしてあげます。
ポイント
対処法やしつけは、犬にしっかりとトイレ=おしっこやうんちをする場所ということを覚えさせましょう。
ウチの歴代の愛犬もすぐには覚えてくれずに失敗したりしますが、段々としつけられてきます。
最初の内はうんちしたそうな時はうんち体制の寸前にトイレシーツをサッと下に潜り込ませたりして、「トイレシーツの上=おしっこ・うんちをする場所」ということ繰り返して覚えさせました。
匂いが残っている(マーキング)


本来の犬の習性である縄張りや異性へのアピールを示すマーキング行動や、以前のトイレ失敗によるおしっこの匂いが残っていることがトイレの失敗の原因の事もあります。
マーキング行動はお散歩中ならよいのですが、家の中でマーキング行動をする場合は性ホルモンが成長するにつれて多くなり、室内でもマーキングするようになったりします。
また、以前のトイレの失敗の匂いが残っていたりすると、同じ場所でトイレをする事が多いです。
マーキングは本来の犬の習性
マーキングは本来の犬の習性なので、対処法やしつけは
必要なモノ
- 「犬用おしっこの消臭スプレー」をして、匂いを消す&不快な場所と思わせる
- おもいっきり遊んで、おしっこをするコントロールをする
- 主従関係をしっかりと築く
- 去勢手術をする
犬用消臭スプレーをする方法は、ウチの愛犬たちも経験してきました。
消臭スプレーの使い過ぎはストレスにもなる
犬用消臭スプレーはマーキングによる匂いを消すだけでなく、その場所は不快と思わせることでトイレ失敗をしなくなります。
たまに悪さをした時にも使うので、愛犬サクラさんは消臭スプレーをみただけで逃げていきます・・・。
注意ポイント
ただし、消臭スプレーを使いすぎると、不快な場所が多い=ストレスと感じてしまうので注意してください!
おもいっきり遊んでやる、主従関係をしっかりと築く方法は犬は激しく遊んだ後にトイレをしたくなるので、その時にトイレをする場所を指定したりして、おしっこをコントロールしてみましょう。
去勢手術はメリットもある
去勢手術をする方法は、男性ホルモンが減少するので、マーキング自体が少なくなります。
去勢手術はそれぞれ飼い主さんの想いもあるので私がどうとはいえないのですが、去勢手術をすることにより特定の病気にかかりにくくしたり、性格が温和になるなどのメリットもあるので、一概にどちらがいいとはいえません。
飼い主さんの興味を惹こうとしている
飼い主さんの興味や関心を惹きつけようとしてトイレを失敗することもあります。
犬がトイレを間違って失敗すること⇒怒られる=構ってもらえていると考えているからです。
寂しがり屋のかまってちゃんのワンちゃんや、多頭飼いをしていて「ワタシはあの子よりも構ってほしい」など考えているワンちゃんに多いです。
特に、トイレを失敗してすぐに飼い主さんがやってきて怒る場合などに多いパターンですね。
ポイント
対処法やしつけは、犬にトイレ失敗=相手をしないと思わせることです。
犬がトイレを失敗した場合でも、怒ったりせずに犬がその場を離れた時に冷静に処理しましょう。
トイレを失敗してもワンちゃんの相手をせずに、ちゃんとトイレができた時だけ褒めてあげるしつけをすれば犬はちゃんと学習してくれます。
強い恐怖心のびびりションや強い興奮のうれションによるもの
犬が強い恐怖心や強い興奮によってトイレを失敗してしまう事があります。
よくいう「びびりション」で、人間でも同様に「恐怖=おしっこを漏らす」事と同じですね。
カイくんの場合は、花火の音が大嫌いで、たまに熟睡していて突然花火が鳴った場合はこの恐怖でちょろっとお漏らししたことがあります。
そして、強い興奮はよくいううれションですよね。
飼い主さんや家族が久しぶりに帰ってきた時など、興奮のあまりうれションをしてしまう事があります。
犬の従来の習性の主従関係のひとつで、下の物は上の物への服従の印におしっこを漏らすという事があります。
飼い主さんにとっても懐いていて、服従心が強いワンちゃんに見られることが多いです。
強い恐怖心によるびびりションの対処法やしつけ
びびりションの対処法やしつけは、リラックスさせてあげる事がまず第一です。
花火などの場合はその時だけ外出するなどもできますが、常に音にびびりションをしてしまうような気の弱い子は、根気よく飼い主さんが抱っこしたりしてあげて「一緒にいれば大丈夫なんだよ」と安心感を与えてあげてください。
間違ってもびびりションをした時には、決して叱る、怒るなど、更に恐怖を植えつけないでください!
強い興奮のうれションの対処法やしつけ
うれションの対処法やしつけは、犬を興奮させないようにして、興奮してしまった場合はリラックスさせましょう。
犬が諦めるまで飼い主さんが興味がないフリをするのも一つの手ですね。
落ち着いてきたら、おすわりなどの芸を指示して、褒めてあげるなどをすることにより別の行動でうれションをなくすということもできます。
犬が老化しているため
犬が老化の為にトイレを失敗するのは、人間の尿漏れと同じです。
老犬となった犬が、トイレをしたくてトイレに行こうにも、トイレまでもたないことが原因となっています。
老犬になると後ろ足が弱る、認知症からの夜泣きなど、色々と介護が必要になります。
犬の年齢で大型犬だと8歳、小/中型犬だと11歳あたりから老犬の仲間入りをしてきますので、トイレまで間に合わない事が原因となってきます。
ポイント
対処法は人間の介護と同じで、犬用のおむつをつけてあげたりしてあげてください。
あとは、ワンちゃんがなるべく歩かなくてもいいように、普段の居住空間の近くにトイレを置くなど介護してあげましょう♪
まとめ 犬が急にトイレ失敗をしても叱る・怒らずに原因を追究して対処しましょう

愛犬のトイレのしつけは大変ですが、トイレを失敗する原因は色々とあるので、その原因を探ってあげて叱らず、怒らずに根気よく対処やしつけをしてあげてください。
そして、もしも何かの病気やケガのシグナルがあれば、見逃さずに動物病院に診察に連れて行ってあげてください。



だけど、夜中や庭にでれない時はたまぁ~に家の中でしちゃうのがカイくんのご愛敬で、一年に1,2度あるカイくんのトイレ事件の日でした。

トイレを失敗してしまった愛犬には叱らず、怒らずに、原因を追究して対処やしつけをしていきましょう。
カイくんも14歳を超えたあたりから、ちょっと痴呆が入ってきたのか家の中でよくおしっこやうんちをするようになったので犬用のおむつにチャレンジしているけど、中々怒ってつけさせてくれません!


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