雨が嫌いなパピヨンのサクラさんと、雨でもおかまいなしのコーギーのカイくん。
雨の日は湿気で髪の毛がまとまらないので、同じく雨が嫌いです・・・。
ウチの愛犬たちは皮膚病もちで、雨ばかり降っていると2匹ともよく皮膚を噛んだりしています!
突然発症する犬の皮膚病の中で、ホットスポット(急性湿疹)を知っていますか?
朝は何もなかったのに、数時間後に突然血だらけになっていて、飼い主さんが驚く犬のホットスポット(急性湿疹)
パピヨンのサクラさんがペットサロン(トリミング)で犬のホットスポット(急性湿疹)になって、動物病院に直行となりました・・・。
ということで、今日は「犬がホットスポット(急性湿疹)に!血だらけになった原因や塗り薬・自然治癒でかさぶたになるまでまとめ」です。
犬のホットスポット(急性湿疹)、急性湿性皮膚炎・化膿性外傷性皮膚炎とは?

今日は愛犬のコーギーのカイくんとパピヨンのサクラさんが、月に1回のペットサロン(トリミング)に行く日でした。
いつも通りフワフワでいい匂いのサクラさんと、アレルギー犬用のシャンプーだから匂いはそんなにしないけど綺麗になるカイくん。



いつも通りペットサロン(トリミング)を終えたと思った愛犬たちだけど、カイくんはお家に帰ってきてサクラさんが帰ってきません。
「あらら?まだカットに時間がかかっているのかしら?」と思ったら・・・・。
注意ポイント
サクラさんはペットサロン(トリミング)で順番待ちのゲージに入っている間に、尻尾を噛み血がでても噛み続けていて動物病院で診断中とのことでした!
動物病院での診断結果は犬のホットスポット(急性湿疹)で、治療の結果は写真のように「宇宙飛行犬サクラさん」になってしまいました・・・。
ホットスポット(急性湿疹)、急性湿性皮膚炎・化膿性外傷性皮膚炎は数時間から1日の間に急に発症する
犬のホットスポット(急性湿疹)は、急性湿性皮膚炎・化膿性外傷性皮膚炎とも呼ばれます。
朝までは普通だったのに、数時間から1日の間に急に発症します。
かんたん説明
ホットスポット(急性湿疹)は猛烈な痒みになるので、犬は血が出ていようが掻きつづける(噛む)のが特徴です。
色々な犬種、特にアンダーコートが密集しているゴールデンレトリバーや柴犬などに症状が多くみられるようです。
犬は掻いても舐めても噛んでも痒いので、その部分の毛が抜けて更に噛み出血する事も多いです。
パピヨンのサクラさんは、ペットサロン(トリミング)に行っているわずか2時間あまりの間に大惨事になりました。
突然発症します!犬のホットスポット(急性湿疹)の原因や症状

動物病院の先生によると、夏や湿度か高い時期にホットスポットが発生しやすいとのことでした。
数時間までは普通だったのに、突然の猛烈な痒みで血が出ても噛み続けているという悲惨な状態になります。


ペットサロンのゲージの中で、大惨事になってしまった愛犬サクラさん。
犬のホットスポット(急性湿疹)の原因となるものやこんな症状が出たときは要注意ということを動物病院の先生から教えてもらったので説明します。
ホットスポット(急性湿疹)の原因
ホットスポット(急性湿疹)になる原因は
ホットスポットの原因
- 梅雨の時期、雨など高温多湿の状態の時
- 犬がアレルギー体質であり、アレルギー反応がでた時
- ノミやダニに刺された事によるアレルギー反応
特に、蒸れやすい状態で皮膚の環境変化によって発生するということでした。
「毛の長い犬はホットスポットにかかりやすい」ともいわれているけど、動物病院の先生でも発症原因はまだはっきりと解明されていないということでした。
特に、普段から皮膚を掻いている、耳を掻いているような犬は、梅雨の時期などの雨が多い&湿度が高い時期には気をつけてあげてください。
ホットスポット(急性湿疹)の症状
ホットスポット(急性湿疹)の症状は、皮膚が激しい炎症を起こします。
犬は急にホットスポットの痒みが襲ってくるため
ホットスポットの症状
- 前日まで何ともなかった&さっきまでは普通だったのに、掻き毟って出血している
- 皮膚の毛が抜けている
- 赤みを帯びている
このような症状がでたら、ホットスポットの可能性があります。
ワンちゃんは猛烈な痒みで噛み続けて出血するので、すぐに動物病院に連れて行きましょう!
犬のホットスポット(急性湿疹)の治療法

急にホットスポット(急性湿疹)が発症して、ペットサロンから動物病院に直行となったパピヨンのサクラさん。
治療をして、入院をすることもなく無事に!?家に帰ってきました。



外に行こうとしたり、水を飲むのにもエリザベスカラーでガリガリとなっているパピヨンのサクラさん。
愛犬がホットスポットになったときの治療法や期間、どのようになったら完治したのかを説明します。
薬物治療で塗り薬を処方されてエリザベスカラーをされる


ホットスポットは皮膚が炎症を起こしている状態なので、動物病院での治療は薬物治療が施されます。
ホットスポットの治療法
- 細菌感染の為の抗生物質
- 炎症を抑えるための抗炎症薬
治療の際に患部付近の毛が刈られて、首には患部を噛んだりしないようにエリザベスカラーを付けられます。
原因がアレルギーだった場合は食事を変えたり、ノミ・マダニが原因の場合は予防をします。
治療期間は自然治癒でかさぶたが取れたらOK
ホットスポットの治療期間は、大抵は数日で治ります。
ポイント
ホットスポットは患部が自然とかさぶたになり、かさぶたが取れて皮膚が正常になったら完治です。
ウチのサクラさんはエリザベスカラーを付けて動き回るので、色んなところにぶつかる&カイくんの顔面にアタック&私たちにもアタック&散歩やらいつでもどこでもガリガリいってます・・・。
少し大変な思いもするけど、愛犬のホットスポットが酷くならない&再度患部を噛んだり舐めたりしないようにしてあげてください。
まとめ 何の前触れもなく数時間で発症するホットスポットは再発するので注意しましょう

さっきまでは普通だった愛犬に、突然襲ってくる猛烈な痒みのホットスポット。
ホットスポットになると犬は噛んでも噛んでも痒いので、出血しても噛み続けてしまいます。
「犬のホットスポット」は、こんな感じです。
犬のホットスポットまとめ
- 症状:数時間で皮膚が激しい炎症を起こし、血がでても噛み続ける
- 原因:梅雨から夏への高温多湿、アレルギー、ノミ・マダニ
- 治療法:抗炎剤、抗生剤で患部の毛を刈って、エリザベスカラーを付ける
犬のホットスポット予防として、犬用のシャンプーや雨の後のお散歩など濡れた状態になった時にはドライヤーで乾かしてあげてください。
また、ノミやマダニの予防対策、食事アレルギーにも気をつけてくださいといわれました。



まるで私達人間が患部を血が出てしまうくらい掻き続けるのと同じくらいツラい犬のホットスポット(急性湿性皮膚炎)です。
特に、雨の多い時期&毛が長い犬はホットスポットにかかりやすいので注意が必要です!

犬のホットスポットは、突然発症して掻き毟る&噛み続けて悪化します。
この後、エリザベスカラー生活で膝蓋骨脱臼⇒前十字靭帯損傷⇒根尖膿瘍にならないための抜歯となったパピヨンのサクラさん。
日ごろのシャンプーもアレルギー用のを使用したり、いくら暑い日でもしっかりと乾かしてあげましょう!
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